基本理念
Ideology
日本独自の花火技術を究極まで高めることにより、火薬の燃焼、爆発という現象を単なる物理現象や化学現象に終わらせず芸術にまで昇華させ、世界に誇る「日本の花火」を日本内外に発信することを使命とする。
協会概要
Overview of the Association
- 設立
- 前身の日本煙火芸術協会（同人として昭和35年1月設立）を法人化
- 会員
- 29名（正会員）
- 代表理事
- 磯谷 尚孝
- 事務局
- 東京都江東区門前仲町1-2-6 ユニオンビル3階
TEL 03-3630-2262 FAX 03-3630-2210 - 目的
- 日本の煙火に関し、その技術を向上し、国内外に向け煙火の文化発信に努め、芸術性を高めることを目的とする
- 主な事業
-
- 花火大会への出品
- 海外での日本の煙火の紹介、出品
- 煙火に関する広報、出版事業
- 会員相互の交流、支援
- その他前各号に附帯または関連する事業
現在までの歩み
Our Journey
設立の経緯
昭和34年秋、八重芯割物花火の創作完成者として当時最高技術保持者といわれた青木儀作が業界で初めて黄綬褒章を受章したのを機に「花火」という伝統文化財を育成する母体として当協会が設立された。
- 1960年（昭和35年）
- 初代会長 青木儀作 就任 11名の同志により結成
岐阜中日花火大会、二子玉川花火大会で協同発表 - 1965年（昭和40年）
- 2代会長 青木多門 就任 海外での活動が盛んに。
- 1976年（昭和51年）
- 西ドイツ ボンにて花火打ち揚げ
- 1981年（昭和56年）
- カナダバンクーバー「シーフェスティバル」にて花火打ち揚げ 1987年まで
- 1983年（昭和58年）
- 西ドイツ デュッセルドルフにて花火打ち揚げ
香港にて花火打ち揚げ - 1984年（昭和59年）
- 3代会長 田畑博顕 就任
タイ国王誕生日 バンコクにて花火打ち揚げ - 1986年（昭和61年）
- 香港でエリザベス女王のために打ち揚げ
- 1987年（昭和62年）
- カナダ バンクーバーで英国皇太子歓迎式典にてダイアナ妃に花火を観ていただく
タイ国王還暦祝 バンコクにて花火打ち揚げ - 1992年（平成4年）
- タイ女王還暦祝 バンコクにて花火打ち揚げ
- 1995年（平成7年）
- 4代会長 小口昭三 就任
- 1996年（平成8年）
- タイ国王即位50周年祝 バンコクにて花火打ち揚げ
- 2003年（平成15年）
- 文化庁長官表彰受賞 （煙火の普及向上に尽力し我が国文化の発展に多大な貢献をした趣旨）
- 2006年（平成18年）
- タイ国王即位60周年祝 平成18年6月11日（日）バンコクにて花火打ち揚げ
- 2007年（平成19年）
- タイ国王生誕80周年祝 平成19年12月4日（火）バンコクにて花火打ち揚げ
- 2009年（平成21年）
- 5代会長 青木昭夫 就任
- 2012年（平成24年）
- 東日本大震災復興祈願花火
- 2014年（平成26年）
- 一般社団法人 日本煙火芸術協会設立
- 2020年（令和2年）
- 創立60周年記念祝賀会開催
- 2022年（令和4年）
- 6代会長 磯谷尚孝 就任
創立60周年記念花火を「大曲の花火―春の章―」にて花火打ち揚げ
会員受賞記録
Member Awards
黄綬褒章を受章した会員
- 1959年（昭和34年）
- 青木儀作
- 1977年（昭和52年）
- 青木多門
- 2003年（平成15年）
- 小幡清英
- 2007年（平成19年）
- 小口昭三
- 2016年（平成28年）
- 野村陽一
- 2024年（令和6年）
- 磯谷尚孝
現代の名工を受賞した会員
- 1978年（昭和53年）
- 青木多門
- 1988年（昭和63年）
- 新山虎之助
- 1991年（平成3年）
- 阿部正平
- 2001年（平成13年）
- 小幡清英
- 2006年（平成18年）
- 小口昭三
- 2010年（平成22年）
- 小松忠二
- 2013年（平成25年）
- 野村陽一
- 2022年（令和4年）
- 磯谷尚孝
- 2024年（令和6年）
- 今野義和